Photoshop CC 2019 新機能 ホームスクリーンとカンバス上でのコントーロールの色・他変更による注意点 |
新機能も大いに盛り上がりそうですが、今回はその前に変更点をいくつか確認しましょう。
従来の操作性や仕組みで大きな変更点があります。新機能も良いですが、ユーザー側としてはまずは操作に関わる、気になる変更点を先にチェックしましょう。
◎新しいホームスクリーン
毎回?リュニューアルされるスタートスクリーンですが、今回も新しくなりました。
スタート画面がなくても、いつでもホームスクリーンを呼び出せるようになっています。
オプションバー左側にホームボタンか、もしくはヘルプに「ホーム」がありますので、必要な時はそこらか呼び出せます。
ただ、この設定ではドキュメントが終了するたびにホーム画面が立ち上がります。
全く必要がない場合は、環境設定>一般の中の『ホーム画面を無効にする』にチェックをすれば、完全にホーム画面の表示がなくなります。
◎新機能カンバス上のコントーロールの配色と切り抜きツールのハンドル
環境設定の「ガイド・グリッド・スライス」の中にある「コントロール」で用意された中から好きな色を選択できます。いくつかのツールでコンタロール部分に指定された色がつきます。
コントロール部に色がつく以外にも、同時に切り抜きツールのハンドルが内側から外側に変わります。これは個人的には嬉しい機能です。
切り抜きのハンドルは以前は四隅の視認が良くなったので、便利になったと思います。
◎比率保持変形
変形ツールでのリサイズ時の動きが真逆になりました。今回からデフォルトではキーを何も押さずにサイズ変更すると縦横比率が保持されたままサイズが変わります。縦横比を変えたい場合はshiftキーを押しながら操作します。
この辺り、他のアプリに合わせた感じですがPhotoshopでは長い間逆だったので、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてもらうしかありませんね。
切り抜きの動きは従来通りです。
◎やり直しSCKの変更
複数取り消しのサポートで、こちらも大きく変わってしまいました。最初は戸惑うかも知れません。
レタッチ作業の途中で前に戻りたいときややり直しするときのショートカットが変更になりました。
従来は、
画像を変更の取り消し ⌘+Z
1段階進む Shift+⌘+Z
1段階戻る option+⌘+Z
変更後
画像を変更の取り消し(1段ずつ階戻る)⌘+Z
やり直し(1段階進む)Shift+⌘+Z
最後の調整と一つ前を切り替え(直後のみ) option+⌘+Z
一見ややこしいですが、、。
いくつかの調整を行っていき、一つずつ戻っていくのが、⌘+Z
いくつか戻った後に、順番にまた最後の方へ戻して(進めて)行くのが、Shift+⌘+Z
調整中に最後に行ったものと、その一つ前の状態を交互に切り替えて比べるのが、option+⌘+Z
になります。
変形とこのやり直しは長い間で染み付いているショートカット作業なので、かなり最初は違和感を感じるかも知れませんが、慣れるとこちらの方が作業はやりやすいです。まぁすぐ慣れると思いますが。。
◎自動で確定
切り抜きや変形などで作業後に他のツールやレイヤーを選択すると、確定するかを聞くダイアログがありましたが、省略されました。今後は確定するかを聞かれることなく、次のツールやレイヤーに移動します。
確かに一手間省けますが、うっかりミスも出る可能性があるので注意しましょう。
さて、面白い新機能もありそうですが、とりあえずは気になる操作系の変更点を書きました。
凄い機能だ!ってのは他のサイトでいっぱい書かれるでしょうからね。。
Photoshopもいいですが、今回はBridgeが大きく変わりました。次はBridge行きましょう!