Digital Photo Professional 4.8.30 アップデート 新機能「部分調整」 |
Digital Photo Professional 4.8.30 アップデート
部分調整機能が付きました~~!\(^▽^)/
やっと重たい腰をあげましたね。。
時代の流れで仕方ないのかも知れませんが、それでも無料ソフトだし可能な限りシンプルに適正補正を行うためのソフトとして貫き通そうとしていた感もあります。
しかし、前回のアップデートで搭載した「色モアレ低減(除去)機能」。これは僕も久しぶりにDPP関連の記事にしたけど、、
この時にも書いてるけど、実はこの機能を検証してすぐにCに報告。可能な限りあちこちでお話をして、「この機能は優秀ですが、画像全体に対しての処理では悪影響もあるから、モアレがある部分に対してだけ除去できないとダメなんです。この機能をちゃんと活用するためには、いよいよブラシなど部分に対して補正できる機能をつけなければいけません。」と画像を見せながら丁寧に厳しく進言しました。これは急務です。。。と。。(^▽^;)
で、つけていただきました!対応早かった!(^O^)/
色モアレを取るとそれ以外の細かな描画部分の色も抜いてしまいます。
なので、この機能は本来部分的な処理が必要なのです。他社も最初はそうでしたね。
なので、今回は円形カーソルによる部分補正機能の追加ではありますが、まず最初に『色モアレ低減』が来てますよね。
部分調整が出来れば、モアレ部分のみに処理が出来ます。これだと他に悪影響は出ませんので、モアレ処理を行う際は出来るだけ部分調整で行いましょう。
もちろん世間から強い要望はたくさん来ていたでしょうから本来の部分補正機能としても(当然こっちがメインでしょうが。。)、今回は最低限の機能ですが、用意した感じですね。
部分補正は1枚の画像で5つまで補正を追加できます。
補正出来る項目は、[明るさ、コントラスト、色相、彩度]の4種類なので、ちょっと少ないですね。
ブラシは同じ調整グループ内でエリアの追加はできますが、消去が出来ません。また、調整エリアのプレビュー表示もないので、選択範囲を決めるのがかなり面倒です。明るさのデフォルト値が少し強めになっているので、それを確認しながら調整エリアを決めると言った感じでしょうか。
調整の前後ボタンはありますが、やはりエリア消去を出来ないのが不便ですね。
すでに、使用したユーザーは同じ不満が出ていると思いますが、部分補正機能としては随分出遅れてます。でも無料ソフトで、シンプルな現像と言う方向性を維持したいようでしたので、そこはまぁ仕方ありません。
とは言え、付いた以上このままではまだまだ使い勝っては良くないので、しっかりと進化してもらいたい。パフォーマンスも悪いんですよね〜。。
機能としては次はシャドー・ハイライトはせめて欲しいとこですね。範囲を決めるためにもエリア表示も欲しい。何より選択範囲の消去はマストで欲しいですね。
とりあえず、今後の機能アップに期待しましょう。\(^▽^)/