Nik Collection |
Googleで販売されていたNik Collectionが無料になったようです。

ともあれせっかくの無料なので、まだ使っていなかった人は使ってみるのもいいかと思います。
昨年も今年に入ってからも、セミナーでは質問があった時に簡単に紹介しています。
まずは分かりやすいプリセットと直感的な操作で効果を与えられるエフェクターはもちろん、ノイズやシャープに至るまで専門分野に特化した高性能なソフト群です。



Lightroomで話題に良く上がるプリセットですが、こちらは経験上、かなり画像に悪影響なプリセットが多くあります。原因の多くはRAW調整ソフトであるため、元画像の状態にもよるところですが、潰れていないデータでも、黒を簡単に潰すプリセットも多く、階調を気にするよりも、兎にも角にも「見た目雰囲気」で安直に操作するプリセットが多いので気をつけましょう。RAW調整のプリセットは調整スライダーのどれかが動いているだけなので、本来は求めるイメージを作るためにはどのスライダーがどの効果を得るのか理解していればプリセットなど必要ないのですが、一般的には使いこなせていないのと、一発で得られる手軽さが必要なのでしょう。しかしせっかくのイメージも画像の品質が悪くなれば意味がありません。ヒストグラムと数値をしっかりと確認しながら微調整することが大事です。
Nik Collectionはアンダー目のプリセットでも画像が潰れることがない設計になっていますし、階調の破綻も少ないです。
Nik Collectionで仕事はもちろん作品作りで特にお勧めは、ノイズ処理のDifineとシャープ処理のSharpener Proですね。特にSharpener Proは面白いし、かなり高性能で便利です。
モノクロのイメージ作りとしてはSilver Efex Proも便利で楽しいですね。
Googleに買収される前はセミナーで紹介、使い方の話しもしていましたが、最近はほとんど触れていませんでした。たまに要望もあるので、落ち着いたら1日がっつり「Nik Collection」でセミナーもしてみたいと思います。