CameraRaw17.4アップデート!ポイントカラーに強力な新機能。Lightroom系もノイズ処理他アップデート! |
CameraRaw17.4アップデートが出ました!\(^▽^)/
それに合わせて、Lightroomはv8.4、LightroomClassicはv14.4のリリース!

CameraRawには魅力的な新機能が追加されました!
まずは、ライトルーマーは待ちに待ったノイズ処理機能の刷新や反射や人物削除のJPEG対応など、すでにCameraRawに搭載されている機能がやっと更新されました。
ノイズ処理に関しては、余分にDNGを作成しなくなりましたので全体の処理もより効率的に行えるようになりましたね。(^○^)
・刷新されたノイズ処理

*別途DNGの作成は行われません。元データのサイズもそのままです。ノイズ処理データは.acrサイドカーに書き込まれます。
・JPEGにも適用されるようになった反射と人物の削除


まだまだ本家CameraRawには追いつきませんが、ノイズ処理は便利になりましたね。
それと、ネットでもJPEG画像に反射の除去機能が欲しいと言う書き込みも多く見受けられましたので、これもCameraRaw(ACRは17.3で対応)に追いついて良かったですね。
さて、今回のCameraRawの新機能、変更点は以下になります。
・ノイズ処理、反射、人物の削除などが標準機能になりました
・AI設定(更新)パネルがプレビュー左上からツールバーに移動
・反射除去機能の品質向上
・人物削除(気を散らす人の削除)にバリエーション生成
・ポイントカラーに新機能「変化」を追加
その他
・新しいカメラとレンズ対応
・色のばらつきの改善
・バグフィックス
になります。
まずは刷新された「AI更新設定パネル」

プレビュー上は少し邪魔だったので、配置的には便利になりました。
今回の新機能では、最も待ち遠しかった嬉しい機能の追加です。
ポイントカラーのコントロールに『変化』が搭載されました。

従来は「選択されたカラー(及びその近似値)」に対し、HSLのみの操作しか行えず、『その色(近似値)』内でカラー値としてメリハリをつけたいと思っても調整することが出来ませんでした。
僕なんかはとくに熱望していた機能です。
簡単ですが、例を挙げておきます。


「変化」となっていますが、選択された色(近似値)内で、そのカラーに対し輝度差の調整を行う機能になります。マイナス側では色差を減らしますので、よく言えばカラー値の差が減り全体的にまったり平坦な描画になります。
プラス側は、色差を広げますので、描画としては諧調の広がりや微細なコントラストの増加に繋がり、より諧調豊かな描画を簡単に作成できます。
この機能は、マスク処理内のポイントカラーにも搭載されています。
さらに精度の高い調整を行えるのでより調整作業が楽しくなりますね!(>▽<)b
現在はちょっとバタバタしていますので、簡単ですがとりあえずの紹介とさせていただきます。
また時間ができたら追記するかも知れません。